大使挨拶

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  駐ウズベキスタン日本国特命全権大使の伊藤伸彰(いとう のぶあき)です。2016年8月に着任してからもうすぐ2年が経とうとしています。

  2016年12月に正式に就任したミルジヨーエフ大統領は、同年9月に大統領代行の職に就いた時点から、経済のより一層の開放と活性化、司法制度改革等の様々な改革に取り組み、昨年2月には「2021年までの5つの優先的開発方針に関する行動戦略」を発表し、改革への道程を具体的に国民に提示しました。昨年9月には懸案であった通貨スムの大幅な切り下げを断行するとともに、法人の外貨調達における制限等を撤廃するなど、為替の自由化を実現しつつあります。外交面では、アフガニスタンを含む中央アジア隣国との関係を最優先課題として関係改善・強化を図っており、中央アジア地域の地域協力が進んでいます。また、露、米国、中国、韓国、トルコ等の様々な国とハイレベルな往来も続いています。このように、ミルジヨーエフ大統領の強いイニシアティブの下、ウズベキスタンでは急速な内政・外政改革が展開されており、当館としてもウズベキスタンの改革・開放に向けたこれらの動きがどのように進展していくのか、注目しております。

  我が国との関係では、昨年1月26日、両国は外交関係樹立25周年を迎え、安倍内閣総理大臣はミルジヨーエフ大統領と、また岸田外務大臣(当時)はカミーロフ外務大臣と祝賀メッセージの交換を行いました。また本年1月には在ウズベキスタン日本国大使館開設25周年を迎えました。本年2月には我が国国民を含む7か国の国民に対して30日を上限とする査証免除措置が導入され、更にチャーター便も14便に増便されるなど、ウズベキスタンが我が国国民にとってこれまで以上に近く、開かれた国となりました。

  当館としては、これまで四半世紀に亘って順調に発展してきた両国関係を更に一層発展させていくため、引き続き全力を尽くしていく考えです。また、在留邦人の皆様及びウズベキスタンを訪問される皆様の安全を守るという重要な任務を再認識し、館員一同、引き続き日々の業務に邁進していく所存です。大使館の活動に対するご要望やご意見があれば、どうか遠慮なくご連絡をいただければ幸いです。


駐ウズベキスタン日本国特命全権大使

伊藤 伸彰