「日本渡航前技能実習生適応・研修センター」の開所式

平成29年9月14日
ハイートフ雇用・労働関係大臣
豊島臨時代理大使

  9月12日、タシケント市において、日本の技能実習制度を利用して日本に渡航する実習生候補者に対する日本語などの教育を行なう「日本渡航前技能実習生適応・研修センター」の開所式が開催されました。式典には、主催者であるウズベキスタン側から、ハイートフ雇用・労働大臣及びアサーモフ対外労働移民庁長官代行が参加するとともに、日本側から、当館豊島臨時代理大使及び高田・ウズベキスタン日本人材開発センター(UJC)共同所長が来賓として参加しました。

  我が国の技能実習制度は、諸外国の労働者を日本の産業界に一定期間受け入れ、実際に現場で働きながら技能を習得してもらうことを通じて、その国の経済発展や産業振興の担い手となる人材を育成するという、国際協力・国際貢献のための枠組みです。ウズベキスタンにおいては、雇用・労働関係省傘下の対外関係移民庁が、我が国の技能実習制度における唯一の認定送出し機関となっており、本センターは、同庁によって設立されました。

  技能実習生が日本での実習を効率的に受けるためには、一定程度の日本語能力と日本社会に対する知識が必要であり、そのために、派遣国における本渡航前教育は重要な役割を果たします。本センターにおける渡日前の教育プログラムが、技能実習生候補者と受け入れ企業の双方に対して、大きく貢献するものとなることが期待されます。

石碑看板の除幕式
テープカット

祝辞を述べるハイートフ雇用・労働関係大臣と豊島臨時代理大使

センター入口
日本への渡航を控えた実習生候補者