草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約署名式の実施



2022年3月4日、ウズベキスタン保健省において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力による贈与契約の署名式が開催され、医療・教育分野における以下の7件(総額619,071米ドル)の事業について署名が行われました。署名式には、ウズベキスタン政府から、アリーモフ保健省次官、財務省、投資・対外貿易省の代表者が出席しました
医療機材整備事業
・ホレズム州緊急医療センター医療機材整備計画(供与限度額:88,461米ドル)
・サマルカンド州実用科学眼科顕微鏡手術医療センター医療機材整備計画(供与限度額:72,977米ドル)
・カシカダリア州実用科学がん放射線医療センター医療機材整備計画(供与限度額:91,000米ドル)
・ブハラ州ロミタン地区医師会医療機材整備計画(供与限度額:92,300米ドル)
・カラカルパクスタン共和国ケゲイリ地区医師会病院医療機材整備計画(供与限度額:91,700米ドル)
・タシケント市第6産科病院医療機材整備計画(供与限度額:91,350米ドル)
教育関連機材整備事業
・ウズベキスタン視覚障害者協会点字機材整備計画(供与限度額:91,283米ドル)
藤山大使からは、「2019年12月のミルジヨーエフ大統領による初の訪日により両国の戦略的パートナーシップは更に深化し、その後の新型コロナウイルスのパンデミックによる困難な状況の中でも両国関係は着実に進展してきました。 本年は日本とウズベキスタンとの外交関係樹立30周年という記念すべき年であり、我が国は1995年よりウズベキスタンの国民の福祉の向上を目的とし、保健・教育・農業分野において草の根・人間の安全保障無償資金協力として、400件以上、総額2,700万米ドルのプロジェクトを実現してきました。本日署名する7件を合わせて、累計413件のプロジェクトが実施されることになります。本協力は、ウズベキスタンとの友好関係を一層強化していくという日本国民による友情の証と強い意志の現れであり、今回署名するプロジェクトの円滑な実施を通じ、日ウズベキスタン間の友好関係の更なる促進に寄与することを強く期待します。」旨、挨拶を行いました。