ムラートフ・アリシェル・ナボイ記念国立アカデミー大劇場前館長に対する外務大臣表彰授与式の実施



2022年8月5日、藤山駐ウズベキスタン日本国特命全権大使公邸において、ムラートフ・アリシェル・ナボイ記念国立アカデミー大劇場前館長(現 共和国文化・スポーツ・観光労働組合評議会副議長)に対する外務大臣表彰授与式が行われました。
式典において、藤山大使は、ムラートフ前館長の功績を高く評価し、今次受賞を祝うとともに、当地の対日理解層の裾野拡大及び親日感情の醸成に対する同前館長の尽力に謝意を表しました。また、藤山大使は、ムラートフ前館長のイニシアティブにより、多くの日本文化事業が、成功裡に行われ、両国の友好を象徴する顕著な文化行事となった旨指摘しました。
ムラートフ前館長は、「外務大臣表彰は、ナボイ劇場の全職員、ウズベキスタンのオペラ及びバレエの活動を高く評価するものです。ナボイ劇場の職員が、引き続き大使館と大規模な芸術事業を行い、高いレベルでの友好関係を維持するよう尽力することを期待します。」と述べました。
外務大臣表彰は、我が国と諸外国との友好親善関係の増進にあたり、特に顕著な功績のあった個人及び団体に授与されるものです。

功績概要:
マフムッド・ムラートフ氏は、2015年2月から2021年10月まで、日・ウズベキスタンの歴史、友好関係の象徴的存在であるアリシェル・ナボイ記念国立アカデミー大劇場の館長を務め、内外からの訪問者に対し、当時劇場建設に携わった日本人元抑留者らの尽力を広く紹介しました。また、同氏のイニシアティブの下、ナボイ劇場において数々の日本文化紹介事業が実施されるなど、同氏は、当地の対日理解層の裾野拡大、親日感情の醸成、日本とウズベキスタンとの相互理解の促進に多大なる貢献を果たしました。