中央アジア文化交流ミッションのウズベキスタン訪問

平成28年8月11日

 2016年8月2~5日、国際交流基金派遣の文化交流使節団「中央アジア文化交流ミッション」PDF一行がウズベキスタンを訪問しました。

国際交流基金では、2015年10月の安倍総理大臣ウズベキスタン訪問新しいウィンドウでひらくを受けて中央アジアとの文化交流の更なる深化に取り組んでおり、中央アジア諸国への文化交流ミッション派遣もそのひとつです。ウズベキスタン派遣は、その第一弾として行われたもので、団長の嶌信彦・日本ウズベキスタン協会会長をはじめとする以下7名のメンバーが参加しました(敬称略、団長を除いて50音順)。


嶌信彦 (団長):ジャーナリスト、日本ウズベキスタン協会会長
安藤裕康:国際交流基金理事長
河東哲夫:Japan and World Trends代表、元駐ウズベキスタン大使
コシノジュンコ:デザイナー
小松久男:東京大学名誉教授、東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授
中山恭子:参議院議員、元駐ウズベキスタン大使
西原鈴子:国際交流基金日本語国際センター所長

 一行は訪問中、ウズベキスタン側の文化交流・芸術関係者との間で今後の両国文化交流の可能性を話し合う文化人会議や、日本に留学し各方面で活躍するウズベキスタンの次世代リーダーとの意見交換を行なうとともに、ウズベキスタン・日本人材開発センター新しいウィンドウでひらくのビジネスコースで日本式経営を学び起業した若手ビジネスマンの企業訪問、サマルカンド軽工業高校で洋裁・デザインなどを学ぶ学生との交流などを行いました。次世代リーダーとの意見交換に続く昼食会には、和太鼓パフォーマンス・グループ DRUM TAO によるウズベキスタン公演新しいウィンドウでひらくの特別顧問としてウズベキスタンを訪問中の安倍昭恵・内閣総理大臣夫人新しいウィンドウでひらくも参加し、交流を深めました。


 今回の文化交流ミッション訪問を通じて、日本とウズベキスタンの文化交流を今後どのような方向で拡充していくべきかについての議論が深まり、相互理解のより一層の強化につながる成果が期待されます。



【写真提供:国際交流基金】