一般文化無償資金協力「デジタルアーカイブを通じたシルクロード文化遺産保存計画」に関する書簡の交換
令和4年11月15日


11月15日、藤山美典駐ウズベキスタン共和国日本国大使とジャムシッド・ホジャーエフ副首相兼投資・対外貿易大臣(H.E. Mr. Jamshid Khodjayev, Deputy Prime Minister - Minister of Investments and Foreign Trade of the Republic of Uzbekistan)との間で、供与限度額を5,590万円とする一般文化無償資金協力「デジタルアーカイブを通じたシルクロード文化遺産保存計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

この協力は、両国の外交関係樹立30周年を記念して、文化遺産庁、ウズベキスタン国立歴史博物館、テルメズ考古学博物館に対し、展示品・収蔵品等の保護・デジタルアーカイブ化に必要な機材、例えば3Dスキャナーや360度カメラなど貴重な機材を調達・整備するものです。
シルクロードは古代から我が国とウズベキスタンを文化的社会的に結びつけるユーラシア大陸の大動脈です。そのシルクロードから発掘された貴重な文化財を永遠に保存するこの壮大なプロジェクトは、ウズベキスタンの貴重な文化財保護能力を格段に強化し、もって同国の文化振興及び地域活性化に大きく寄与し、もって日本とウズベキスタンの文化協力のシンボルとなるプロジェクトです。