社会・経済の回復と安定及び持続的発展のための財政支援ドル借款の供与
令和3年4月16日
4月16日、藤山美典駐ウズベキスタン日本国特命全権大使とオディルベック・イサーコフ財務省次官(Mr. Odilbek Isakov, Deputy Minister of Finance of the Republic of Uzbekistan)との間で、同国における開発政策支援プログラムの実施を目的として、総額195百万ドル(金利:米ドルLIBOR+110bp、償還期間25年(7年の据置期間を含む))を限度とする有償資金協力に関する交換公文の署名が行われました。
ウズベキスタンにおいては、経済成長に伴い電力需要が増加していることを受け、電力分野のガバナンス、正確な統計データ、国際会計基準に基づく財務管理、発電所の運営・維持管理の強化等が課題となっています。また、新型コロナウイルスの影響をできる限り押さえ込み、パンデミック後の成長につなげていくことは、日本を含む国際社会全体が一致して取り組むべき課題です。
本借款は、ウズベキスタン政府に対する財政支援を通じて、同国による電力分野の政策課題への取組を促し、社会・経済の回復と安定及び持続的発展に寄与するためのものです。また、ウズベキスタンに対する初めてのドル建て借款になります。日本は、新型コロナウイルス感染症の一日も早い沈静化及び国際社会・経済の回復と安定に向けて、引き続き貢献していきます。