ウズベキスタンに対する感染症対策及び保健・医療体制整備のための支援 (無償資金協力)

令和2年6月17日
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  6月17日(現地時間同日),ウズベキスタンの首都タシケントにおいて,我が方藤山美典駐ウズベキスタン特命全権大使と先方アリシェル・シャドマーノフ保健大臣(H.E.Mr. Alisher Shadmanov, Minister of Health of the Republic of Uzbekistan)の間で,供与額5億円(約4.6百万ドル)の保健・医療関連機材のための無償資金協力(「経済社会開発計画」)に関する書簡の交換が行われました。

  新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大は,人の往来やモノの流通がグローバルに進展している今日,日本を含む全ての国の経済・社会にとっても大きな脅威であり,国際社会全体が一致して取り組むべき課題です。かかる観点から,国際社会における保健・医療体制の強化を支援することは,その国のみならず,我が国の発展にとっても重要と言えます。

  今回の支援は,当地における関係の医療保健機関に対し,世界最先端のCTスキャナー及び小型病院とも言える医療コンテナ等の保健・医療関連機材を供与するものです。これにより,ウズベキスタンにおける感染症対策及び保健・医療体制の強化に大きく寄与することにつながります。

  我が国としては,今回の支援により,ウズベキスタンにおける新型コロナウイルス感染症が1日も早く沈静化すると同時に,当地の医療水準の大幅な底上げに貢献したいと考えています。また,このような支援が,昨年12月のミルジヨーエフ大統領の訪日により弾みがついた日本とウズベキスタン関係のさらなる発展に寄与することを期待しています。