草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約署名式の実施

令和7年1月9日
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 1月9日、ウズベキスタン保健省において、日本政府が実施する草の根・人間の安全保障無償資金協力の贈与契約署名式が開催され、羽鳥大使が出席・署名しました。署名式には、フダヤーロフ保健大臣の他、タシケント市及びブハラ州の医療機関の代表が出席しました。
 
 署名式では、以下の3案件(総額約21.5万米ドル)の署名が行われました。
1.国立緊急医療研究センター・ブハラ支部医療機材整備計画
  ・供与金額:111,720米ドル
  ・調達予定機材:婦人科内視鏡機材一式、関節鏡機材一式
2.国立周産期医療センター医療機材整備計画
  ・供与金額:75,840米ドル
  ・調達予定機材:内視鏡機材一式、外科用吸引器
3.小児腫瘍・血液・免疫学実践科学医療センター医療機材整備計画
  ・供与金額:27,876米ドル
  ・調達予定機材:耳鼻咽喉科機材一式
 
 日本は、一人ひとりが尊厳を持って幸福に生きることができる社会づくりを進める「人間の安全保障」の考えを重視しています。ウズベキスタンでは、1995年から草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて保健・教育・農業分野のプロジェクトを実施しています。今回署名した案件を合わせると、プロジェクト件数は425件以上、その総額は約2,856万米ドルに上ります。
 
 日本は、今後もウズベキスタンにおいて質の高い保健医療サービスへのアクセス改善に資する協力を進めて参ります。