草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約署名式の実施
2021年3月12日、ウズベキスタン・日本人材開発センターにおいて、日本国政府による草の根無償資金協力による贈与契約の署名式が開催され、医療・教育分野における6件(総額483,502米ドル)の事業について署名が行われました。署名式には、ウズベキスタン政府から、シャラフメートフ保健省次官、カミーロフ国民教育省次官を始め、財務省、投資・対外貿易省の代表者、カラカルパクスタン共和国クルバーノフ保健大臣が出席しました。
<医療機材整備事業>
・フェルガナ州実用科学がん放射線医療センター医療機材整備計画(供与限度額:90,810米ドル)
・カラカルパクスタン共和国実用科学がん放射線医療センター医療機材整備計画(供与限度額:90,000米ドル)
・シルダリア州グリスタン医師会産科センター医療機材整備計画(供与限度額:90,900米ドル)
・国立実用科学がん放射線医療センター医療機材整備計画(供与限度額:90,800米ドル)
・ジザク州ファリシュ地区医師会医療機材整備計画(供与限度額:90,000米ドル)
<学校機材整備事業>
・フェルガナ州マルギラン視覚聴覚障害児特別支援学校機材整備計画(供与限度額:30,992米ドル)
藤山大使からの挨拶として、「2019年12月のミルジヨーエフ大統領による初の訪日により深化した日・ウズベキスタンの戦略的パートナーシップは、昨年12月のウムルザーコフ副首相の訪日において、新型コロナウイルスによる困難な状況を乗り越え、更に拡大していくことが確認されました。1995年よりウズベキスタンの国民の福祉の向上を目的として保健・教育・農業分野において、本日署名された6件を含めて406案件、総額約2,907万米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトが実施されることになります。これら協力実績は、ウズベキスタンとの友好関係を一層強化していくという日本国民による友情の証と強い意志の現れであり、今回の6件のプロジェクトの円滑な実施を通じ、日ウズベキスタン間の友好関係の更なる促進に寄与することを心より祈念します。」旨、代理として式に参加した須田参事官が代読しました。