無償資金協力「経済社会開発計画」医療機材供与式の開催

令和4年8月2日
1
2
3

  8月1日、藤山美典駐ウズベキスタン特命全権大使は、日本から訪問中の古屋圭司日本国衆議院議員とともに、保健・医療関連機材のための無償資金協力(「経済社会開発計画」)にて調達された医療機材供与式に出席しました。日・ウズベキスタン外交関係樹立30周年という節目の年に開催された本式典には、ベクゾッド・ムサーエフ保健大臣及びその他両国関係者が出席しました。

  本件無償資金協力(供与額5億円(約460万ドル))は、世界が新型コロナウイルス感染症という未曾有の危機に直面した2020年6月に署名されたもので、本件協力により、日本の優れた技術を活用したCTスキャナー3台及び移動式医療コンテナ1台が医療関係機関に供与されました。

  CTスキャナーは新型コロナウイルス感染症その他の重篤な疾病の診断に不可欠です。また、移動式医療コンテナは、最先端の医学的処置が可能な設備を整えており、移動式のため地方展開して地方の人々にも最新鋭の医療を提供できるほか、自然災害の発生時といった非常事態においても、機動的に利用することが可能です。日本の技術が、ウズベキスタン国内における質の高い医療サービスの提供及び防災対応の改善に貢献することが期待されます。

4