ラシッド・ハリードフ・ウズベキスタン合気道連盟会長に対する平成30年度外務大臣表彰の授与

平成30年10月19日

  外務省は、ラシッド・ハリードフ・ウズベキスタン合気道連盟会長に対し、平成30年度外務大臣表彰を行なうことを決定しました。外務大臣表彰は、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を促進することを目的として授与されます。今回の授与をきっかけに、ウズベキスタンにおける我が国の武道の1つである合気道への認知が深まるとともに、両国国民によるスポーツ交流が促進されることを期待します。


功績概要


  ハリードフ・ウズベキスタン合気道連盟会長は、1982年からタシケント(旧ソ連)で合気道の普及活動を開始しました。ウズベキスタン独立前の1991年7月31日に、ウズベキスタン合気道連盟を創設し、以降約27年に亘り同連盟の会長及び首席指導員として、一貫して合気道の普及・指導に努めてきました。今後、同氏の尽力もあり、タシケントに合気道を含む日本武道の指導やその他日本文化・伝統を学ぶための施設(「合気道・武士道センター」)が建設される予定です。このように、同氏のウズベキスタンにおける日本文化の普及のための功績は極めて大きいと言えます。