無償資金協力「人材育成奨学計画」交換公文署名式の開催


7月5日、羽鳥隆駐ウズベキスタン共和国日本国特命全権大使とイブロヒム・アブドゥラフモーノフ・ウズベキスタン共和国高等教育・科学・イノベーション大臣(H.E. Dr. Ibrokhim Abdurakhmonov, Ministry of Higher Education, Science and Innovations of the Republic of Uzbekistan)との間で、供与限度額3億円(約219万ドル)の無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文への署名が行われました。また、同時にアブドゥラフモーノフ大臣と尾藤好文JICAウズベキスタン事務所長との間で、同案件に関する贈与契約(Grant Agreement)への署名が行われました。
2022年12月に東京で開催した「中央アジア+日本」対話・第9回外相会合において、日本は、自由で開かれた中央アジアにおける持続可能な発展を達成するため、「人への投資」と「成長の質」を重視した新しいモデルに沿った協力を発展させることを決定しました。この協力は、そのうち「人への投資」に貢献するものです。
今回の協力により、2024年に最大で修士課程(2年間)18名及び博士課程(3年間)1名のウズベキスタンの若手行政官等が日本の大学院に留学することになります。これにより、ウズベキスタンの将来を担う人材が、国の開発や発展に必要な専門知識を習得し、政府の政策立案等に貢献することが期待されます。また、日本とウズベキスタンの相互理解の深化や友好関係の更なる強化に貢献することが期待されます。
両国関係の一層の発展のために、日本政府はウズベキスタンの人材育成や両国の相互理解促進に引き続き取り組んで参ります。