ウズベキスタン共和国に対する若手行政官等育成のための支援(無償資金協力)

令和3年6月16日
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  16日、藤山美典駐ウズベキスタン共和国日本国特命全権大使と先方アブドゥコジル・トシュクーロフ高等中等専門教育大臣(H. E. Mr. Abdukodir Toshkulov, Minister of Higher and Secondary Special Education of the Republic of Uzbekistan)の間で、供与限度額2億7,800万円(約257万ドル)の無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換が行われました。
 
  日本は、長年にわたり、ウズベキスタンの着実な経済・行政改革の実施と民主化を促進するための支援を実施しています。この協力は、ウズベキスタンの将来を担う若手行政官等が、日本の大学院で学位(修士又は博士)を取得するために必要な経費等を供与するもので、工学、法学、経営学、経済学、農学、保健、教育など様々な分野での専門人材を育成します。
 
  今回の協力により、2022年に最大で修士18名及び博士1名のウズベキスタンの若手行政官等が訪日することになります。これにより、ウズベキスタンの将来を担う人材が専門知識を修得し、同国の経済社会開発に大いに貢献することが期待されます。また、我が国に対する理解を深めることにもつながります。
 
  コロナ禍という厳しい現状下ではありますが、両国関係の一層の発展のために、日本政府はウズベキスタンの人材育成開発の分野でさらなる貢献を続けていく所存です。