UNODCによる域内越境協力案件の国境モニタリング室開所式の開催
令和3年3月3日


3月3日、国家税関委員会において、UNODCが日本政府の資金で実施している「中央アジアにおける国境管理事務所及び機動的省庁間チームの能力強化による域内越境協力強化計画」(680万ドル)の枠内で供与された、500,000ドル相当の機材を利用して開設された国境モニタリング室「Situation Center」の開所式が開催されました。
同センターの設置により、各国境の状況を集中的に統括して管理できるようになり、リスク管理体制が向上します。同センターと各地の国境リエゾン事務所(BLO)をつなぐことによって、貨物検査の効率性が劇的に向上し、テロ対策及び違法薬物取り締まりが強化されます。同センターを活用して、スムーズな通関手続きと、国民の安全な生活が確保されることが期待されています。

