ウズベキスタン共和国に対する若手行政官等育成のための支援(無償資金協力)
令和4年7月4日


日本は、長年にわたりウズベキスタンの経済・行政の持続可能な発展に向けた取組への支援を行っています。その一つに、ウズベキスタンの将来を担う若手行政官等が、日本の大学院で英語の学位(修士又は博士)を取得するために必要な経費等を供与するプロジェクトを進めています。このプロジェクトは無償資金協力「人材育成奨学計画」と呼ばれています。
7月4日、藤山美典駐ウズベキスタン共和国日本国特命全権大使とアブドゥコジル・トシュクーロフ高等中等専門教育大臣(Mr. Abdukodir Toshkulov, Minister of Higher and Secondary Specialized Education of the Republic of Uzbekistan )との間で、供与限度額2億9,800万円(約276万ドル)の無償資金協力「人材育成奨学計画」について合意する書簡の交換が行われました。
今回の協力により、2023年に最大で修士課程18名及び博士課程1名のウズベキスタンの若手行政官等が日本の大学院に留学することになります。これにより、ウズベキスタンの将来を担う人材が専門知識を習得し、同国の経済社会開発に活かしていくとともに、日本に対する理解を深め、日本とウズベキスタンの友好関係の促進に寄与することが期待されます。
今年は日本とウズベキスタンの外交関係樹立30周年の節目の年にあたります。両国関係の一層の発展のために、日本政府はウズベキスタンの人材育成や両国の相互理解促進に引き続き取り組んで参ります。