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「日本センター」ブハラ分室開所式/楠本大使による記念講演(3月28日)


1.3月28日、楠本大使及びナジモフ対外経済関係・投資・貿易省第一次官出席の下、ブハラ国立大学において、日本センターのブハラ分室の開所式が行われた。開所式には、ジュマーエフ・ブハラ州副知事、カマロフ・ブハラ市長、ヨリエフ・ブハラ国立大学長、西宮JICA事務所長、稲葉日本センター共同所長、ハビブラエフ同共同所長(対外経済関係・投資・貿易省総局長)等が出席した。


2.楠本大使は、祝辞の中で、小泉総理が日本の総理としてはじめて当国を訪問するなど両国関係が一層の進展を見せる中、ブハラに「日本センター」の分室がオープンすることの意義と重要性に言及しつつ、本センターがブハラにおける技術協力、文化、教育の中心となり、両国関係のさらなる発展に繋がることを期待する旨述べた。
 ナジモフ対外経済関係・投資・貿易省第一次官は、ウズベキスタンの独立以来の日本との間の様々な経済協力関係に言及しつつ、人材育成分野での貢献、とりわけ「日本センター」の過去6年近くにわたる貢献について高く評価する旨述べ、さらに「日本センター」の活動が、ブハラ以外の地域へも拡大することを期待すると述べた。
 ジュマーエフ・ブハラ州副知事は、日本センターの最初の分室がブハラに開設されることは光栄であると謝意を示しつつ、本分室がブハラ地域のビジネス、教育、文化に貢献することを確信しており、それら日本モデルを出来る限り沢山吸収していきたい旨述べた。
 
3.日本センターは、2001年に開始したJICAの技術協力プロジェクトとして運営・実施されており、ビジネスコースなど市場経済化のための実務人材の育成、日本語コース、相互理解促進のための交流を活動の柱としている。
2005年には、プロジェクトの延長と、地方展開について合意がなされ、ニーズの高さと運営上の利便性等を勘案して、地方における拠点としてブハラでの分室開設が決定された。
ブハラ分室は、ブハラ国立大学の協力を得て、同大学構内に設立され、日本から青年海外協力隊員(青少年活動)が派遣される他、タシケントの日本センターから、随時日本人・ウズベク人専門家が派遣され、ビジネスコース、日本語コース、文化交流活動が行われる予定である。


4.楠本大使は、同日、本センターの開所記念行事の一環として、ブハラ国立大学において、同大学学生、教官等約300名を対象に、記念講演(テーマ:日本・ウズベク関係の現状と今後の見通し)を行った。

                     (右写真:左から、ヨリエフ・ブハラ国立大学長、カマロフ・ブハラ州副知事、楠本大使、ナジモフ対外経済関係・投資・貿易省第一次官)


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