アカペラグループ「INSPi」コンサート
期間:2012年10月20日、21日
会場:コンサート トルキストン宮殿、タシケント市(20日)。ワークショップ 国立音楽院小ホール、タシケント市(21日)
主催:日本大使館、国際交流基金、ウズベキスタン・日本人材開発センター
ウズベキスタン・日本人材開発センターでは、2012年9月より日本語コースが国際交流基金の運営による「JF講座」として改組され、その開講記念行事としてアカペラコンサート(伴奏なしで、声のみでうたう歌のコンサート)が行われました。
出演したのは、フジテレビ系列番組「ハモネプ」出演をきっかけに2001 年12 月にデビューし、以来、インドネシアやタイなど海外各地でライブ公演を実施してきたアカペラコーラスグループINSPi で、今回の行事もウズベキスタンとカザフスタンの巡回公演という形で実施されました。
オリジナル曲からポピュラー、ジャズ、民謡、歌謡曲など多岐にわたるレパートリーを持ち、国内でもTHE BOOM の宮沢和史氏や長渕剛氏など多くのミュージシャンと共演を行っているINSPi ですが、この日のプログラムも「朧月夜」「夏は来ぬ」等の童謡、「百万本のバラ」「恋のバカンス」「東京ブギウギ」「津軽海峡冬景色」等の演歌や大衆歌、アニメソングのメドレー、そしてオリジナル曲「ココロの根っこ」「この星の子守唄」、等バラエティーに富んだものでした。INSPi の皆さん、今回のコンサートのためにオリジナル曲の一部をウズベク語で歌ったり、さらにはウズベクの流行歌「バキャバキャ」「ヨルヨル」をウズベク語で歌ったりしたばかりか、司会の一部にウズベク語を入れたりと大変細やかな演出を準備されてきており、当然ながら観客は皆驚嘆し、そして大喝采を送っていました。
広報を始めた直後から観覧希望が殺到し公演の数日前には既に予約で満席になっていたこのコンサート、最後は観客が総立ちになる程の盛況ぶりで、外交関係樹立20周年記念を飾る最後の大型行事としても、素晴らしい催し物になりました。ウズベク側からは両国文化交流の一環として民族舞踊団「ショドリク」及び合唱団「ザミン」が共演し、会場を盛り上げました。
コンサートの翌日には国立音楽院でワークショップが実施され、こちらの方にも大勢の観客が参加しとても暖かな雰囲気の中で行われました。INSPi の皆さんは観客と一緒になって「上を向いて歩こう」を日本語で歌いました。
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