岩屋外務大臣のウズベキスタン訪問(8月26日~27日)

令和7年8月29日
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  8月26日~27日にかけて、岩屋外務大臣は、ウズベキスタンを訪問しました。26日には、サマルカンドを訪問し、ボブル・ウスマノフ・ウズベキスタン共和国外務次官(Mr. Bobur USMANOV, Deputy Minister of Foreign Affairs of the Republic of Uzbekistan)及び・ルスタム・コビロフ・サマルカンド州副知事(Mr. Rustam KOBILOV, Deputy Governor of Samarkand Region)等との昼食会を実施したほか、サマルカンド自動車工場やリンゴ農園の視察、カリーモフ廟への献花を行いました。また、翌27日には、ミルジヨーエフ大統領への表敬訪問、サイードフ外務大臣と日・ウズベキスタン外相戦略対話を実施したほか、ヤッカサライ日本人墓地を訪問し、献花を行いました。

ウスマノフ・ウズベキスタン共和国外務次官等との昼食会(26日)

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  岩屋大臣は、ボブル・ウスマノフ・ウズベキスタン共和国外務次官及び・ルスタム・コビロフ・サマルカンド州副知事等との昼食会を実施しました。双方は、サマルカンドと日本との間の経済、文化、観光等の分野での地域間交流の促進について意見交換を行いました。

 

 イスラム・カリーモフ廟への献花(26日)  

  岩屋大臣は、カリーモフ廟に献花を行い、初代ウズベキスタン大統領として3回訪日するなど、日本との関係発展に尽力した故イスラム・カリーモフ元大統領に対する敬意を表しました。
 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/uz/pageit_000001_02347.html

ミルジヨーエフ大統領への表敬(27日)

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  当地時間8月27日午後4時25分(日本時間同日午後8時25分)から約45分間、岩屋毅外務大臣は、訪問先のウズベキスタン共和国において、ミルジヨーエフ大統領への表敬を行いました。ミルジヨーエフ大統領は岩屋大臣の訪問を歓迎する旨述べた上で、今後の日・ウズベキスタンの協力関係を更に強化していきたい旨述べました。
  岩屋大臣から、活発な要人往来を通じ、政治、経済、人的交流分野等において二国間関係が一層発展していることを歓迎していると述べつつ、本日関連文書が署名された2件の無償資金協力案件(https://www.uz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/jdsgrant2026.html)も通じた、持続可能な発展に向けた協力の深化に期待する旨述べました。また、双方は、ロシア・ウクライナ情勢や核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢などの地域・国際情勢についても意見交換し、国連を含む国際場裡においても緊密に連携していくことで一致しました。
 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/uz/pageit_000001_02350.html

 

日・ウズベキスタン外相戦略対話・成果文書署名式(27日)

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  当地時間8月27日午前10時(日本時間同日午後2時)から約1時間30分、岩屋毅外務大臣は、訪問先のウズベキスタン共和国において、バフティヨル・サイードフ・ウズベキスタン共和国外務大臣と日・ウズベキスタン外相戦略対話を実施しました。
  サイードフ外相は、岩屋大臣の初めてのウズベキスタン訪問を歓迎する旨述べた上で、戦略的パートナーである日本との初めての外相戦略対話を通じ、日本との協力を幅広い分野で強化したい旨述べました。岩屋大臣から、非常に活発な要人往来が継続していることを歓迎する旨述べた上に、ウズベキスタンにおける日系企業の拠点数は増加傾向にあり、二国間クレジット制度(JCM)の活用や人材面での交流を通じ、二国間関係を更に発展させていきたい旨述べました。
  また、両外相は、昨年8月に開催が延期された「中央アジア+日本」対話・首脳会合を可能な限り早期に開催するべく調整を加速化することで一致しました。また、外相戦略対話実施後、両外相により、多くの分野における今後の協力の方向性を示す成果文書が署名されました。
 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/uz/pageit_000001_02351.html

 

 

ヤッカサライ日本人墓地への訪問(27日)

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  岩屋毅外務大臣及び夫人は、タシケント市内の日本人抑留中死亡者が埋葬されているヤッカサライ日本人墓地を訪問し、献花を行いました。献花後、「ウズベキスタンで1940年代に生活した日本人の記録」資料館を訪問し、リソラット・スルタノヴァ副館長から当時の日本人抑留者とウズベク人との温かい交流の様子について説明を受けながら、当時の物品や資料等の展示を視察しました。
 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/uz/pageit_000001_02349.html